海風と太陽が育てた畳
「ビーグ」は沖縄で "い草" を意味することば。
およそ180年前に生産がはじまったとされ、現在は沖縄県うるま市・照間地区が代表的な生産地です。
力強い日差しと適度な潮風のおかげで、ビーグは一本一本が強く、艶やかに育つのだそう。
本土で一般的に流通しているい草と比べて、なんと2倍近くの太さがあります。
収穫されたビーグは泥染め(*) 加工をせずに乾燥させ、農家さんによって織り上げられます。そのため、植物本来の色艶と風合いを楽しむことができるのです。
沖縄ビーグで楽しむ、個性の強い素材との組み合わせ
ざっくりとした風合いのビーグ。コンクリートや無塗装の木材など、強い個性を持つ素材にも負けない力強さがあります。
自然素材のカゴや家具、多国籍な雑貨も、ビーグのある空間ではその魅力がいっそう引き立っているよう。
味わい深い部屋作りに、頼もしい味方となってくれる畳です。
[Information]
畳:沖縄県・照間ビーグ
畳縁:麻 / 無地
お部屋:草戸 soco / room.2
照間ビーグについて、もっと詳しく知りたい方へ
[参考ウェブサイト]
照間ビーグ
畳表としてだけではなく、ビーグを活かした生活雑貨や食品も作られています。
沖縄を訪れた際は、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。
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